メロンパンはどう考えてもメロン味がしないのになぜメロンパンと呼ばれているのか。
この難解な問題について、僕は今日一日中考えていた。
思えば、小学生だったか幼稚園のときだったか忘れたけど、初めてメロンパンを食べた時、メロン味がしなくて微妙にがっかりした思い出がある。
メロンといえばかなり高級なイメージがある。
こんな感じで箱に入ってて庶民にとってはなかなか食べられないフルーツ。
銀座千疋屋のマスクメロン
1個 22680円! 高い!
で、なんでこんなに高級なフルーツであるメロン様をコンビニで100円くらいで買えるメロンパンがその名を借りて使っているのか。
これはあまりにも、おこがましい。
図々しいにもほどがある。
そういえば、アンパンマンというアニメにメロンパンナちゃんとかいうキャラがいたのを思い出した。
この人。
頭のてっぺんにmとかいれちゃって、いかにも自分はメロンでできてます!高級なんですっ!って感じ出してるけど、君にメロン成分は一切含まれてないから。
公式設定で頭からメロンジュースが出せるらしいけど、それはあくまでもアニメでの話だから。メロンジュースなんて、でるわけないから。
…と、まぁ何にも悪くないメロンパンナちゃんへの言いがかりはこのくらいにして本題へ。
冒頭で一日中考えていたと言いましたが、流石に一日考えればわかりました。
20を過ぎ、立派な大人である、聡明な頭脳を持つ僕からすれば、こんなの簡単ですよ。
表面がメロンに似ているから。
これしかないでしょ。
ほら、このでこぼこした感じがメロンそっくり!
というわけでね、Wikipediaさんに聞いてきました。メロンパン - Wikipedia
日本発祥の菓子パンの1種である。パン生地の上に甘いビスケット生地(クッキー生地)をのせて焼くのが特徴である。ビスケット生地は他のパンに見られないほどに分厚く広範囲を覆っており、このパンの最大の特徴であるとされる。
はー、あの表面がサクッとした感じはビスケットからきてたのね。はいはい。
で、肝心の名前の由来がその下に書いてありました!
名前の由来は以下の通りいくつかの説があり、どれが正しいのかは不明。後にメロンを原材料に加えた商品も登場しているが、これは命名された理由とは無関係で、スタイルに実際が追いついた例である。
・表面のビスケット生地に数本の筋や格子状の溝が入れてある様がマスクメロンの模様に似ているため 現在はこれが主流。
・「メレンゲパン」が訛ってメロンパンになった。
・紡錘形の形状と、表面に数本の溝が入れてある様が、メロン(マクワウリ)に似ているため。
・業務用調理器具「メロン型」を使用して成型したパンだから。
ということで、正しいことはよく分かってないけど、表面がメロンの模様に似てるから、という説が主流らしい。
あってた!珍しく予想があってた!
まぁ、僕くらいになるとね、こんなことくらい簡単に分かってしまうんですよ。やっぱり。
うん。
なんであたってしまったんだ…