デモコン理論とプロスペクト理論とは何か?

みなさん、こんにちは!

 

今回は、カードゲーマーにはおなじみ(?)のデモコン理論とプロスペクト理論とは何か、について書いてみたいと思います。

 

僕自身はこの言葉を、シャドウバースというゲームで知ったので、それをベースに書きますが、おそらく他のものにでも応用はできると思います。

 

では、説明していきます。

 

デモコン理論とは?

デモコン理論という言葉は、MTG(マジック:ザ・ギャザリング)というカードゲームからきています。

 

MTGDemonic Consultationというカードからデモコン、と名付けられているようです。

デモコン理論 - MTG Wiki

参考:MTG Wiki

 

これによるとデモコン理論は、

ライブラリーを最後まで使い切らないデッキならばどの道使わずに終わってしまう無駄ライブラリーが発生するので、いくらかライブラリーが削れたって全く問題は無い

という考え方のようです。

 

元ネタになったMTGDemonic Consultationというカードは、カードを1枚選択し、そのカードを引くまでデッキをめくり、そのカードがでてくるまでに引いたカード全てを追放(除外)する、というものです。

 

選択したカードを手に入れられる代わりに大量のカードを犠牲にする1枚になっていますが、この時に、追放するカードはデッキの底にあったカードでこの対戦で使うことはないカードだったと考えると、本来使わないカードを捨てることで必要なカードを手に入れられたと考えることができ、理にかなっているということです。

 

もう一つ例をだすと、シャドウバースにおける「ドロシーウィッチ」の知恵の光問題というものがありました。

 

こちらの場合も、実質タダで使うことのできる知恵の光を使うメリットデモコン理論(引いたカードは使われないカードと同じ)を考えると、打ち得である、となります。

 

しかし、ここで一つ問題が生じます。

 

いくら打ち得であるといっても、そのデッキのキーカードを引いてしまう可能性もあるわけです。

 

キーカードを引いてしまった時、私たちは「しまった!使わなかったらよかった!」後悔することになります。

 

ここで登場するのがプロスペクト理論です。

 

プロスペクト理論とは?

プロスペクト理論は、デモコン理論と異なりカードゲーム用語ではなく、ノーベル賞も受賞した行動心理学の用語です。

プロスペクト理論 - Wikipedia

簡単に説明すると、人間は得をするより損をしたくないと思う傾向がある、というものです。

 

簡単な例をだしましょう。

 

サイコロを振って1か2が出れば200万円もらえるが、3.4.5.6が出れば50万円を失う参加しなくても20万円がもらえる、というゲームがあるとしましょう。

 

この時、大半の人が参加せずに20万円をもらう、という選択をするはずです。

 

期待値で言えば、ゲームに参加した方が得(期待値約33万)なんですが、損をするほうに過剰に反応してしまい、確実な20万を手に入れようとしてしまうのです。

 

このように、人間は得をすることよりも損することに過剰に否定的な感情を抱くことが分かります。

 

これは、先程のデモコン理論のところにも当てはまり、本来は使うことのなかったカードとはいえ、そのカードがキーカードであったとすれば、そのカードを捨ててしまったことに過剰にがっかりしてしまうのです。

 

もちろん理論的には打ち得だから使うのですが、損した時のことを考えると一筋縄ではいかない、ということですね。

 

まとめ:理論的には得でも人間的には損なこともある

カードゲームの話をすれば、理論的には打ち得、使い得なんですが、仮に重要なカード、キーカードを引いてしまった時には、それ以上のがっかり感を感じてしまう、ということです。

 

引いたカードを見ないなら確実に打ち得なんですが、そうもいかないのが難しいところです。

 

 

ではまた。