夢なのか現実なのか分からない曖昧な思い出

ってないですか?最近のことだと分かると思うんですけど、何年も何十年も前の記憶だと、夢だったのか現実に起こったことなのか分からない思い出がままあると思います。なんか印象に残っているんだけど、本当に現実に起こったことなんだっけ?という感じに。

 

その内容としては、刺激的な印象的な思い出が多いと思います。例えば、友達と山登りに行った時に自分1人だけはぐれてしまい泣いてしまった、ということを覚えていたとしましましょう。

 

この場合、その本人は泣いてしまったという記憶はあると思います。しかし、それが本当にあったかどうかは確かめようがありません。夢であればもちろんのこと、現実にあったとしても本人以外は覚えている可能性が限りなく低いからです。よっぽど興味がない限り、他人の話を覚えている人はいないと思います。

 

次に、僕自身の思い出の話をしましょう。僕は、幼稚園の頃に指をケガしました。もっと言えば、指を切断していたかもしれませんが、そんなことがありました。

 

なぜそんなことになったかというと、当時の僕は、天井にある蛍光灯から垂れているヒモが気になって仕方ありませんでした。なんとかしてこのヒモを使ってみたい。そう思った僕は、あることを思いつきます。

 

あのヒモにぶら下がってみたい。ターザンのまねをしてみたい。

 

今からしてみるとなんとも浅はかな考えですが、当時の僕はできると思っていたし、とにかくやってみたかった。

 

そして、やりました。ターザンのまねを。

 

 

そして、指をやってしまいました。

 

 

そして、泣きました。

 

 

 

 

…というのが、僕の夢か現実か分からない曖昧な思い出です。なぜ曖昧なのかというと、記憶自体はしっかりあって、アレはまずかったなと覚えているんですけど、いかんせん僕の指は無事なんですよね。手術したような跡もなければ、機械でできているような感じもありません。生まれ持った指が、ここにあります。親に聞いてみても、そんなこともあったかな〜?みたいな曖昧な返事しかもらえないので、多分大したことはなかったんだと思います。

 

僕の推測としては、実際にターザンはして、蛍光灯が落ちてきたり指から出血したりはしたと思うんですけど、指が切れたりはしなかったんだと思います。でも、僕の中では大きな失敗だったから、記憶が勝手に大ごとに仕立て上げたんだなと、そう思っています。

 

 

ということで、夢なのか現実なのか分からない曖昧な思い出でした。こういう思い出も、悪くないよね。