豆投げ選手権日本一の男による豆投げのススメ

「節分」といえば、豆まき。鬼は外!福は内!と声を張り上げながら豆を投げるという、毎年2月3日に行われるこのイベントは、少々風変わりなものだ。

 

かくいう僕も、この豆まきは小さな頃からやっていた。父を鬼に見立てて豆を投げまくるのは、幼心にも楽しく爽快感があった。

 

しかしある時、鬼に向かって豆を投げているだけでは物足りなくなった。鬼とはいっても相手は自分の父であり、そこまで強く投げつける訳にもいかず、かといって成長著しい小学生低学年の僕は、加減して豆を投げるだけでは満足できなくなっていた。

 

そこで生み出されたのが、豆投げ選手権だ。いかに豆を遠くまで投げることができるか、この一点が勝負になる。投げられる豆の数は、自分の年齢と同じ数まで。大まかなルールはこれだけだ。

 

予め注意しておいてほしいのが、周りに人や物がない開けた場所で行うということ。飛んできた豆が当たって大ケガ!なんてことはまず起こりえないとは思うが、安全確保とクレーム対策は万全にしておくべきだろう。

 

 

さて、ここからは、この豆投げ選手権の第一人者である僕が、この競技のポイントを説明していこうと思う。

 

まず、この豆投げ選手権は、家の中からベランダの間までで行わなければならない。ベランダがないという人は、窓までということにしよう。とにかく、豆まきはそもそも家の中で行うものであるのだから、陸上競技場とかその辺の河原でやろうなんてのは、お門違いな話である。

 

続いて、助走はどれだけ取っても構わないものとする。これは、それぞれの家のサイズによって変わってくるが、最大でも玄関からベランダ(窓)までとなる。なんとかして距離を伸ばしたい!という人は、縦長の家を自分で建てましょう。

 

最後に、投げる際のポイント。当然のことながら豆は小さく、軽い。つまり、大半の人は親指と人差し指で摘んで投げることになるだろうが、これが思いのほか難しいのだ。野球のボールを投げるのとは訳が違い、豆自体の軽さも相まって、コツを掴むまではなかなか距離を伸ばすことが出来ないかもしれない。

 

 

豆投げ選手権の説明は以上になる。ここまで読んでみて少しでも興味を持った人は、ぜひ一度挑戦してみてほしい。きっとこの競技の本当の魅力に気づけるはずだ。

 

参考までに、第一人者にして日本一の男である僕の記録を載せておこう。

 

小学校低学年の部   13.48m(推測)

小学校高学年の部   18.29m(推測)

 

中学生以上の記録はまだないので、今が日本一になる大チャンス!今すぐ豆を投げよう!!

 

 

今週のお題「わたしの節分」